以前から親しんだ約28坪の土地に、2世帯住宅として再びみんな集まって住みながら、 子供達を見守り育ててゆきたいという想いから家づくりがスタートしました。 明るく、開放感がありながらもそれぞれの居場所がある、父・夫婦・そして子供へと思い出の詰まっ た家にしてほしいとのニーズを受けての設計となりました。 敷地28坪、北・東・西3方向道路の住宅地の中に家族5人が集まって住むという延べ面積26坪 あまりの狭小住宅で、開放感やそれぞれが落ち着いて生活出来る空間を実現するためにスキップフ ロア形式としています。 3方向道路しかも全て幅員4mと斜線制限が厳しく建物をあまり高くすることが出来ない中で、 階段を建物の中心に据え長方形の平面を4つのブロックに分け、立体的に配置する事でそれぞれの プライバシーに配慮しながら室を多く確保出来、拡がりのある快適な居住空間を実現しています。 また、階高を抑えながらも天井の形状・工法を工夫することで、各室とも縦方向に伸びやかで豊か な内部空間を造ることが出来ました。 特に最上階となるダイニング・キッチンは、屋根形状をそのまま生かした斜めの高天井とし、ロフト・ ハイサイドライトを設けることでダイナミックで開放的な明るい空間となっています。 |
所在地 : 大阪府枚方市 主要用途 : 専用住宅 延床面積 : 87.37㎡ 構 造 : 木造 規 模 : 地上2階 家族構成 : 親+夫婦+子供3人 竣 工 : 2011年 |